お前が決めてない理念に、誰が共感するんだ
理念は飾りではなく、会社が社会の中で何をする集団なのかを言葉にしたもの。文章が苦手でもAIを使って書き出し、幹部と共有するまでの手順。
「お前の会社は、社会の中で何になりたいんだ」
一行で答えろ。今だ。
……答えられないなら、この先を読め。
お前は思っているだろう。理念なんて額に入れて飾っておくものだと。ハイハイ理念理念と。うちは小さいからそんなものは要らないと。
言い訳は聞いてない。
理念は飾りじゃない。お前の会社が社会の中で何をする人間たちなのか。もたらす利益は何を目指しているのか。どんな集団でありたいのか。それを言葉にしたものだ。会社を背負う人間の責任だ。
パーパスだの、カッコいい言い方は要らん。そんな言葉を持ち込んだら、現場は「いきなり何の話だ」となって、三日で形だけになる。
いいか。理念は細かい所で出る。採用の現場で出る。指導の現場で出る。クレーム対応で出る。
「俺たちナンバーワン」と叫んでいる会社の対応がヤバいのは、偶然じゃない。それがその会社の声だからだ。
会社という法人には人格が宿る。そして管理者が聴くべきなのは、社長の声じゃない。会社の声だ。
だからお前がやる。会社という人格を、はっきり定義しろ。それが会社の声になって、全社に響く。
お前が決めてもいない理念に、勝手に共感してくれる社員なんていない。いると思っているなら、それはお前の願望だ。
では、どうする。
文章が苦手?関係ない。やり方はある。
先ず、AIに思いのたけをぶちまけろ。支離滅裂でいい。創業した理由、許せないこと、客にどうなってほしいか。全部吐き出して、文章に起こさせろ。
次に、社内で国語力のある人間に整えさせろ。
最後に、自分で読め。しっくり来るまで直せ。それがお前の会社の声だ。
答えを出すのはこの三つだけでいい。
・自分たちの、社会での役割
・自分たちが目指している会社の姿
・自分たちは何が出来る集団なのか
そして幹部に共有しろ。ここを飛ばすな。理念は書いた瞬間じゃなく、他人の口から出た瞬間に初めて動き出す。
ここまでが、会社を名乗る人間の最低限のマナーだ。理念は飾りじゃない。集団を統べる屋台骨だ。
で、いつやる?
今夜だ。AIは寝ない。読んだなら閉じろ。そしてぶちまけろ。